我侭潜水・DIVE110のポリシーに「安全」そして「安心」というキーワードがあります。
「安全」についてまず語ります。
ダイビング指導団体は、「カードを発行するだけじゃない」です。
安全啓発の一環として、ダイビング計画を立てる段階から安全管理は始まっています。
例えば、「週末に潜りに行こう」と計画したとします。
週末といえば、皆さんお仕事の帰りに「ちょっと一杯どう?」というお誘いもあると思います。
そこで深酒をすると、翌日は二日酔い…睡眠不足…
こんな状態で、潜りに行って事故でも起こしたら?と考えるのが普通だと思います。
- 我侭潜水・DIVE110の潜水計画は、1カ月単位、3カ月単位、1年単位の潜水計画を組んでいます。
リゾートなどへ出かけるときに、飛び入りでパンフレットを見て、「潜れますか?」という受入れを行うところもありますが、当店では一切ありません。
潜る前から、体調管理・レベル、そして個々の事情に応じた内容を吟味し、お誘いをさせていただいております。
- ベテランダイバーにありがちな、〇〇へ行きたい!と言われた場合…
例えば「パラオへ行きたい!」とリクエストがあった場合、流れのある「ブルーコーナー」のドリフトダイブがその方のレベルでいけるか?と話をしてから計画を立てます。最近でもリクエストをいただきましたが、その方のレベルが「安全」という面で不安が残るため、お断りをしたばかりです。どうしても行きたいのであれば、現地ショップをご利用いただければと思いますし、事故が発生しなかったら「よかった」と思わなければいけません。
地形ポイントで有名な「雲見へ行きたい!」というリクエストもよくあります。愛知からの距離があるため、最低1泊2日でとご案内すると、車中泊日帰りでという要望があったりします。我侭潜水・DIVE110では原則お店から300キロを超える走行距離のあるサイトへ出かける場合は、高知合宿を除いて前泊で計画をしています。高知は約600キロ、途中休憩や観光などを挟み、強行プランでの計画は行っていません。これも「安全」を最優先するためです。安易に考えるダイバーを求めませんので、どうぞ他店へお出かけいただければと思います。
- そして全体的にフィーは他店に比べ高いかもしれません。
理由は簡単です。1台の乗車定員8名の車で8名寿司づめで出かけるショップさんもありますが、少数でのツアーを原則としています。大人数で出かけるときは、大型ワゴンを手配するなど、経費をかけないように考慮しながら、楽に移動できる手段を模索しています。ご自身で現地に行けば、ダイビングフィーは現地サービスに払うお金だけと思いがちですが、自身の運転での疲労や車の償却、燃料費、高速代等を足し算してみてください。きっと割高になっていると思います。ダイビングショップはその部分も考慮しながら価格設定をしています。
- 指導に自信を持っています。
長く継続していただいているゲストさんの多くは、定期的にスキルが落ちないように潜っています。何故なら?慣れが早期上達の近道だからです。そして個々のスキルもしっかりと教えています。特に「安全」「安心」をモットーにしていますので、時折厳しいことをいうこともありますが、結果「自身が甘かった」と理解していただいているのも事実です。
- ダイバーサポート(指導団体 CMAS=JEFFの場合)
JEFFの指導団体では、会員制度によりダイビング災害補償制度を設けています。
各自が潜水計画を組んだ段階で、指導団体への連絡をすることで、ダイビングの危険性を再認識していただくことを目的とし、保証制度を利用することができます。保険としてだけの機能を利用するのであれば、各自旅行保険へ加入することをおすすめしていますが、この制度を利用することで、安全に対する自己啓発をしていただくことを目的としています。