先日、他店でOW講習を受講されたお客様からお問い合わせがありました。
質問の内容は…
- いくらでライセンスはとれますか?
- 何処へ連れていってもらえますか?
- 大物が見たいのですが…
- 器材の購入を検討しているのですが…
- カメラが一番最初にほしい!
一つずつ回答をさせていただきました。
- いくらでライセンスはとれますか?
まず、行先と参加される人数によって異なります。最も安く上げる方法は、ダイビング専用プールを用いず、海に出かけ限定水域~海洋実習を行うことです。ただし、これで実際に実技試験で合格できた方は、水に対する抵抗がないかたです。
- 何処へ連れていってもらえますか?
行き先は、参加されるメンバーのスキルと日程によって異なります。
プライベートチャーターもできますし、参加募集しているツアーに便乗することもできます。
リゾートで潜るなら、事前にある程度近場の海で練習をされてからお出かけになられることをおすすめしています。
- 大物が見たいのですが…
先日も、「マンタが見たい」という理由で、ダイビングを始められた方がいました。
しかし、いきなり大物を見るポイントへお連れすることはまずありません。
理由は簡単です。誰もが大物を見たいと願ってでかけます。しかし、ダイビングはレベルに合わせたポイント選び、例えば流れの強いポイントへ初心者はご一緒することができません。
良く名前を聞くハンマーヘッドシャークで有名な「神子元」の場合、現地のローカルルールで、安全管理上本数経験やブランクの有無を問われます。最低30本以上、ドリフトダイブ経験のある方、フリー潜降のできる方となっており、プロノガイド付きでバディダイブはNGです。となると、いきなり出かけることはないということがわかると思います。また、オープンウォーターダイバーの場合、水深は18mまでの制約もあります。18m以深を潜るならディープダイビングスペシャリティを受講、アドバンスオープンウォーターダイバーとしての認定を受けてからになります。
- 器材の購入を検討しているのですが…
大型店とプロショップの大きな違いはその仕入れルートの違いです。
当店の場合、基本無理な押し売りをしていません。逆に量販店へ出向きますと、間違いなく接客で熱いセールスをされると思います。
欲しい商品があるようなら、一度ご相談下さい。
- カメラが一番最初にほしい!
当店でカメラを購入いただくまえに必ず皆様にお伝えしています。
(1)ダイブコンピューターを持たない人には水中カメラを販売しません。
(2)ブリーフィング、デブリーフィングの重要性を理解していただくこと、ガイドの指示に従っていただけない場合は参加をお断りしています。
(3)継続教育として、アンダーウォーターフォトグラファースペシャリティの受講、アドバンス講習などを受講してからが望ましいです。
上記をクリアする最低経験本数を100本と考えています。100本未満の方でも、カメラを持つなとは言っていません。楽しんでいただくための要件としてご提案をしています。
もし、記念撮影をしてほしいというご要望がありましたら、ツアー参加時に可能な限り撮影し、データーを提供させていただきます。