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安全に潜っていただくために③

我侭潜水・DIVE110の伊藤です。「安全に潜っていただくために」いくつかのアドバイス?というか苦言?というか、お願いというか・・・知っていてほしいことをお伝えしております。

それは、一番やっちゃいけない…ダイビング計画

上手になると誰もが一度は勘違いをする「過信」

実はこれが一番危ない!

 

よく潜水計画をすると、「せっかく来たのだから…」と無理なリクエストをする。

例えば、波の高さがあるので、ポイントを変更した場合で、午後から波が収まってきた…「せっかく来たのだから、このポイントに潜りたい!」

残念だったのは、午前中に安全を考え、そのポイントに潜らなかったのだが…ゲストは「どうしても…」という。

無謀な潜水の始まりです。

結果、無減圧限界で潜ることができず、減圧ダイビングとなったのですが、タンクの容量も足らずエア切れ…結果減圧をすることなく緊急浮上。

セルフダイビング等ならよくある話かもしれませんが、ショップのツアーとなるとそうはいきません。

ゲストの安全を考え、このようなダイビングをすること自体が問題なのですが、そういう説明を全く聞かない人がいます。

 

このゲスト、とても質が悪く、リゾートへ行けば「そこの有名ポイントを潜りたい」と必ず言い出します。

乗合船ならできないリクエストでもへっちゃらです。できるだけかなえてあげたいのですが、希望通りにならないこともザラ・・・。

そのくせ、時間の制約があるにもかかわらず、時間は守らず、マイペース。道中の車内でも平気で商用の電話をします。

着信はやむを得ませんが、発信は一応お断りをしてから通話をしようとはされましたけれど…。

このような、他人の迷惑を考えない方の参加は、他のお客様に迷惑です。そうなれば、一応お断りをせざるを得ません。

 

何故なら?ブリーフィングを聞かない、ガイドの指示に従わない、平気だからです。

申し訳ありません。他店もしくは、直接現地へお出かけいただくようお願いをしました。

 

我侭潜水・DIVE110では、「安心」「安全」を第一に考えるために、お願いしていることがあります。

「継続は力なり」

この言葉無くして、すべては語れません。

 

とある飲食店の掲示板にこのような記事がありました。(ブログで知った話ですが…)

ある居酒屋の話、

「生ビールの頼み方」で値段が変わる…

「おい、生ビール」…1000円

「生ひとつ持ってきて」…500円

「すみません。生1つください」…380円

この会社の社長は、顧客と店側は対等だといいます。店側は顧客の奴隷ではありません!ときっぱり・・・ですから私も言います。

「顧客の危険を冒すような、無謀な計画はしません」

海外のリゾートを例にとりますが、ダイビング雑誌などではリゾートのカラフルな写真をいっぱい掲載して顧客心理を高めようとしています。

これは正解!

しかし、この場へへ出かけるには?という初歩的なご案内はわずかなことが多く・・・

そして、一番の問題は「誰でも行ける!」と錯覚させること。

実際に出向こうとすると、「アドバンス以上」とか、「経験本数100本以上」とか、「ブランクのないこと」とか・・・制約がいくつもあります。

きちんとルールを守れば、安全だからです。

でも最初に述べたような、ゲストが一人でも入り込んだら?チーム全体の輪が乱れます。

申し訳ありません。そういう方には今後の参加は一切お断りとはっきりお伝えしております。

 

しかしレジャーの多様化でダイビング人口は激減と言われています。

となると、顧客の奪い合いは当然起こります。

他店で講習を受けたダイバーが当店でファンダイブに参加したいといわれた場合、必ずお伝えしていることがあります。

「価格ありきなら、当店のツアーに参加いただかなくて結構です。」

いくらでも安い都市型ショップがあると思うので、そちらをご利用いただければと思います。

安全か?楽しいか?は別ですが…。これは器材販売でも同じです。

普段参加されないゲストから、器材注文をいただくことがありますが、価格ありきの注文は受けません。

仕入段階である程度のロットがまとまらないと送料もかかります。振込手数料もかかります。

そして、何よりも・・・小さな店ですから品ぞろえを豊富にしているわけではありません。

 

目先の現金は欲しいですが、安全を第一に考えるなら・・・ゲストも店側も対等じゃないと、と思います。